アクセス
韓国岳(からくにだけ)は、宮崎県えびの市、鹿児島県霧島市にある山。高千穂峰などとともに霧島連山を形成する。火山である。
霧島山の最高峰で、標高は1,700m。日本百名山 。
山頂から大浪池、桜島方面。
初夏の登山道。
秋の登山道。
山頂からは、正面に火口湖である大浪池や桜島、左に新燃岳、高千穂峰などダイナミックな展望がある。
最寄りのICは九州自動車道、えびのIC、溝辺鹿児島空港ICなど。
登山口・登山ルート
代表的な登山口は、えびのエコミュージアムセンター。他に大浪池登山口がある。大浪池から韓国岳に登るルートは急登になる。
登山道近くに硫黄山、2017年10月に噴火した新燃岳などがあり注意を要する。硫黄山の火山活動の影響で迂回路が設けられ、近年一部登山ルートが変更になっている。
えびのエコミュージアムセンター
えびの高原のえびのエコミュージアムセンター入り口。駐車場は有料で500円。駐車場の一番奥、道を挟んだところに登山口がある。はじめは舗装された道を進み、その後樹木帯に入る。
3合目付近から開けてくる。
登山道から。
7合目付近の登り。
8合目付近から大浪池や桜島が見えてくる。
左に韓国岳の大きな火口。
山頂手前の登り。
韓国岳山頂。
韓国岳は火口の縁の部分。裏側は断崖絶壁になっている。
桜島方面。
高千穂峰と新燃岳。
大浪池周回
韓国岳から大浪池を周回することができる。急傾斜であり注意を要する。登山道を下りていくと分岐点に至る。左へ行くと時計回りの周回。右へいくとえびのエコミュージアムセンターで、大浪池を周回せずに戻ることができる。周回登山道は多少のアップダウンがある。また岩場の展望箇所があるが、絶壁になっている。
およそ半分ほど進むと、大浪池登山口からの合流地点となる。韓国岳や高千穂峰が見える。ほぼ一周すると、えびのエコミュージアムセンターへの道があり、自然林の中を進む。道路が見えてきたら、道路沿いの遊歩道を進み、えびのエコミュージアムセンター付近に戻ることができる。
大浪池。
登山道から。
獅子戸岳
韓国岳から獅子戸岳に縦走することができる。往復約7.5km。獅子戸岳への登り、戻るときに韓国岳への登り返しがある。新燃岳を間近に見ることができる。
スポット
環境省運営、えびのエコミュージアムセンター。
えびの高原荘。源泉掛け流し。